ほろ酔い日記 6
「ママ、こんちは~、日ハムの新庄BIGBOSS 昨日で開幕4連敗だよ、この先心配だなぁ」
「は~い、いらっしゃい、大丈夫よそのうち勝ちだすから、、、、。はい、いつもの熱燗2合ね! ところで、ウクライナは大変な状況が続いてるわね。ロシアの攻撃をやめさせるいい方法はないのかしらね~。」
「プーチンは、ウクライナ民族とロシア民族は同じ民族だと言いながらも、キエフへの爆撃では一般市民を巻き添えにしながら、西側の経済制裁とロシア経済の損害を天秤にかけながら、戦争を進めているとんでもない話だ。」
「ところで、ウクライナの東部にロシア人が沢山住んでいて、その人たちをウクライナ人から守るために侵攻したんだと、自国民保護のためとプーチンが言ってるけど、ウクライナにロシア人はどのくらい住んでいるの。」
「あ、それっていい質問ですよ。実は、ウクライナの人口約4千5百万人のうちロシア民族の人口は約15%で、ウクライナ東部に限ってもロシア民族の割合は約30%なんです。残りの70%は自国のウクライナ人ですよ。
ウクライナは約330年間ロシアに支配され、その間にロシア人が移住して来たんだけど、特にスターリン時代に計画的に入植させたといわれているんです。」
「なるほどね~。侵略の口実には使えるわね~。それにしても8年前のクリミアといい、今年2月のウクライナ侵攻といい、なぜ易々とロシアに侵攻されたの?」
「それはね~、隣のロシアが攻めてくるはずがないと国民の多くが考え、核兵器も通常兵器も放棄して無防備状態の国づくりをしてきたからなんです。ウクライナ国民は、今回のロシア侵攻で自国を守り、平和を維持するにはどこからも侮られない強い軍事力が必要だとようやく気付いたと思うよ。」
「中国・ロシア・朝鮮半島国という反日核保有国に囲まれた日本にはいい教訓ということですね。 でもその割には野党や自民党からさえも、日本の国防軍事力を高めようとか憲法改正しようとかの議論が国会で話題にならないのはなぜなのかしら?」
「そうだよね。ママの言うとおりです。日本もアメリカとの核シェアリングとか防衛費もGDPの1%から2%に増額するなどして、近隣国に攻め込まれないよう手だてをしなきゃだめだよね。 だけど、共産党はもちろん立憲民主党も公明党も、自民党の一部議員もこれらに反対なんだから、本当にあきれてしまうよね。」
「どうして反対なの?その人たちは、このままでいて日本がウクライナのように他国から攻め込まれてもいいと思ってるの?それとも争うぐらいなら抵抗しないで自ら進んで他国の属国になりましょうということなの?」
「はい、ピーンポーンです。そしてこの人たちは、日本が晴れて他国の属国になれた暁には、日本も共産主義の国になって、自分たちは功労者として優遇してもらえると期待しているのですよ。これは“怯懦”といって、臆病で卑怯な考えや行動なのです。」
「困ったものね~。日本も、、、、、。なんとかしましょう、何とか!」