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ほろ酔い日記 1

ママしばらく、熱燗、二合でね。

あら、いらっしゃ~い。今ウクライナは大変なことになってるわね。

 

いや~そうだよね。正直言って俺の予想は外れたよ。

二日前にロシアがキエフまで侵攻したけど。正直プーチンは西側の経済制裁のことを考えて、侵攻はしないと思っていたんだよ。予想がはずれたね。

それにしても、ベラルーシとの国境から90キロのキエフまでたった一日でロシア軍を首都まで潜入させるなんて、ウクライナの軍隊は大した抵抗もせずにどうしたんだろうね。

相手を自国内に引き込んでの作戦は絶対に悪手だよ。ウクライナ軍の準備不足というか、勝ち目がないとみて初めから諦めたんだろうな。

 

ハイ、熱燗お待ちどう。

 

お、うまいね。 ところでママ、ウクライナって一時期、核保有国だったって知ってた?

 

えっ、そうなの知らない!

 

うん、その昔ウクライナはソ連邦の一部だったんだよ。ソ連が崩壊した1991(平3)年に独立したんだけど、その時に約1900発もの核兵器が取り残されていたんだよ。もちろんウクライナはこの核兵器を手放すつもりはなかったんだけど、1994年に英米ロの領土保全と政治的独立を約束するからという条件を受け入れて結局は放棄したんだよ。これをブタペスト覚書というんだけどね。

 

ふ~ん、じゃあ当時、ウクライナがその核兵器を放棄していなかったら?

 

そこだよ。ママ。仮にウクライナが核兵器を持ったままだったら、ちょうど8年前の2014(平26)年2月のクリミヤ半島併合も今回のウクライナ侵攻もなかったと思うよ。

 

う~ん、まさに「正直者はバカを見る」っていう言葉の生きた見本よね~。そういう意味では北朝鮮の金正恩が誰に何と言われても、国民を犠牲にしてまでも核開発をやめないのはバカだけど賢いんじゃないの?

 

残念ながらママのいうとおりだよ、世界の現実は力がすべて。実効支配されてしまったら誰も元には戻せないんだから、そうならないよう事前に侵略を防がなければならないんだよ。日本も他人ごとではないんですよ。

 

じゃ、日本はどうすればいいのよ?

 

まずは、国民一人一人が、自分の国は自分で守るという強い意志を持つことと、経済状況の許す範囲で国防・軍事費に金をかけることが国を維持する基本だということを肝に銘ずることだと思うよ。

 

そういう意味でも、憲法9条の自衛隊の明記もいいけど、この際、自衛隊を国防軍にきちんと位置付けることがまずは第一段階ですよね。

 

そうだ! そうだ! ピ~ンポ~ンです。

 

2022年02月26日

ほろ酔い日記 2

ママ、今日も来たよ~。

 

いらっしゃい! 

 

冷えるから、まずは熱燗、一本つけて。

 

はいよ、一緒にうまいホッケも焼くからね。ところで、今日のお題は何?

 

あのね、2月10日頃の新聞に載っていたんだけど、日本の首相だった小泉純一郎と菅直人と細川護熙と鳩山由紀夫と村山富市の5人が、「福島第一原発事故で多くの子供たちが甲状腺がんに苦しんでいる。」という書簡をEUの執行機関の欧州委員会に送ったんだってさ。

 

子どもの甲状腺がんですって?私ね、甲状腺がんには詳しいのよ。甲状腺はのどぼとけのすぐ下の気管の前にあるんだけど、あれはね、検査すれば一定確率で必ず見つかるんだけど、手術後の投薬のことなどの事を考えれば手術はお勧めしないわ。第一、医療専門家でつくる福島県の検討委員会では「今回の第一原発による被ばくと甲状腺がんとは関係ない」と発表されてるはずよ。

 

でしょう。だったら日本の元首相5人がなぜ「福島の子どもたちが第一原発の被ばくで甲状腺がんが発症している。」かのような嘘を世界に向けて発信したかだよね。この元首相5人は「反原発」で「原発ゼロ」を実現させようとしている非常識な連中だよね。だから、俺が思うにはこの5人が「反原発」「原発ゼロ」の機運を高めるために行ったんだろうな。この5人の一連の行動は震災から立ち直ろうとしている福島への風評加害だよね。裏切り行為だよね。どうやって責任を取るつもりなんだろう?

 

本当にでたらめでこんな心無いデマを発信するなんて許せないわ。政府や福島県知事などが抗議したとは言え、一国民として情けないわ。これで喜ぶのは「反原発」、「反権力を叫ぶ左翼グループだけよ。

 

そうだよな~。だけどさ、ママ。 こんなことする5人の元首相がだよ、誤りもせず、責任も取らず、そのうち何とか叙勲を貰うんだぜ。世の中って虚しいね。やっぱり、信賞必罰(功績ある者は必ず賞し、罪過あるものは必ず罰する)の国にしなきゃだめだね、、、、。

 

 

 

 

2022年03月07日

ほろ酔い日記3


「ママ、生ジョッキ!」

「はいよ。今日のお題は、もしかして、お隣り韓国の大統領選?」

「そうそう、5年ぶりの韓国大統領選だけど、保守系の尹錫悦(ユンソクヨル)氏61才が、左派系の候補との接戦を制して当選したね。悪化している日韓関係の改善に意欲を示していると、今日の夕刊に出ていたよね。」

「当選したのが左翼系でなくて良かったんじゃないの?」

「それはそうだね、取り敢えず安心はしたけど、尹新大統領の所属する「国民の力」は定数300の国会で議席数が106しかない少数与党で総選挙は2年後までないので、政権運営は難しく、これから何かと大統領公選制の難しさが出てくると思うよ。」

「尹氏は日韓の歴史問題等を解決すると言っているそうだけど、問題になっている元徴用工訴訟をめぐる対応などどうするのかしらね~。」

「うん、徴用工問題だけど、戦時労働者問題に対する韓国最高裁の不当判決による国際法違反状態を文在寅政権が放置し続けているけど、日本政府は朝鮮人戦時労働者の補償は1965(昭40)年の日韓請求権協定で解決済みだと主張し、2005(平成17)年に盧武鉉政権(文在寅も委員として参加)も同意し、実際に盧武鉉政権は7万2千6百人に今のレートで合計約570億円の慰労金を支給して韓国内でも解決済みなんですよ。」

「文在寅大統領は、韓国は親日派によって建てられた国だからといって自分の国を否定し、北朝鮮こそ半島の正統な政権だと言いながら、徹底して中高生に反日教育を進めてきているのです。だから韓国人の反日感情は一部の左翼勢力の扇動だけではなく、その根本原因はこのような徹底した間違った反日歴史教育にあるんですよ。」

「これは中国で現在も行われている、特に鄧小平、江沢民時代からの徹底した日本人に憎しみを植え付けるための反日歴史教科書による指導を手本としていると思います。」

「だから、日本がはっきりと外交を通じて反日歴史教育を止めさせない限り、中国・韓国との歴史問題は永久に解決しないのです。外交を通じて申し入れることは内政干渉などではないので、あらゆる方策を通じて止めさせるべきなのです。でなければ、中・韓の反日戦士が次々と生まれ、これらが日本国内の反日勢力と呼応し、取り返しのつかないことになるのです。」

2022年03月10日

ほろ酔い日記 4

2022(令4,3、15)
「ママ。おはよう、今日はハイボールにしようかな?」

「はいよ、歩道の雪も解けて春らしくなってきたわね~。」

「韓国の大統領選は終わったけど、これに関連して文在寅大統領の今後の身の安全はどうなるのかなと心配しているんだけどね。」

「えっ、それってどういうこと?」

「余計なことだけど、この選挙の結果で今までの文在寅大統領は確実に刑務所行きだね。そう思っているのは俺だけかな?
だって、文在寅は大統領に就任以来、南北統一、親北政策を進めているが、これは大韓民国憲法に違反しないのですか?ダイジョウブですか文在寅さん!」

「えっ、もっと詳しく教えてよ?」

「大韓民国憲法では、第8条4項で、「政党の目的及び活動が民主的基本秩序に違背するときは、政府は、憲法裁判所にその解散を提訴することができ、政党は、憲法裁判所の審判により解散させられる。」となっている。

「これをもとに2014(平26)年、「統合進歩党」に対し、北朝鮮に同調して韓国の基幹施設を破壊しようとしたとして解散を命じているんだよ。」

「この憲法条文の主旨は、韓国の存立を危うくすることを目指す政党は違憲だと言っているのですが、その点からいえば文在寅大統領が進める「南北統一、親北政策」は、韓国の現在の反共・自由民主主義体制から「容共・親北体制に変えようとしている」ことなので、彼自身と与党である「共に民主党」は、違憲の存在になるのではないかと思うがどうでしょうか?」

「う~ん、言われてみれば、一理あるわね~。」

「そうであれば、文在寅を擁立する「共に民主党」が生きる道は、今回の大統領選前に条文改正や大統領の任期延長改正をしてしまうことしかなかったんですよ。または自分の息のかかった候補者に当選してもらうかです。
しかし、そのどれもがかなわなかったのですから、大統領の任期が終わると同時に文在寅は、牢屋行きになるんじゃありませんか。」

「ママ、大変だア~、 文在寅大統領を助けてやってエ~!」

「何言ってンの、自業自得よ、自業自得!」

2022年03月14日

ほろ酔い日記 5

「ママ、こんちわ~、2月からのコロナまん延防止措置も昨日で解除されて、大っぴらに、ようやく外で飲めるになったね! 今日は寒いからまずは熱燗2合ね。」

「何言ってんのよ、いつも大っぴらに飲んでるんじゃないの! ところでコロナも早く飲み薬が出ればいいのにね~。」

「それだよ、それ、今日のお題は。2月28日に塩野義製薬の飲み薬が承認申請中とネットに出ていたけど、実は2年前の2020(令2)年2月にも“富士フィルム富山化学”という製薬会社が2014(平26)年に製造販売承認を得ているアビガンという抗インフルエンザウイルス薬という錠剤があったんですよ。」

「ふ~ん。それがどうしたの。」

「このアビガンという錠剤は、コロナウィルスの増殖を防ぐ効果があるとして当時、コロナが流行りだした中国国内で治療薬として使われていたんだって。中国科技部もアビガンに関する臨床実験をしたところ、良好な結果を得たと発表し、これを承認しているんだけど、日本ではなぜか未だに承認されていないんです。」

「日本の製薬会社が開発して、他国でも認められているコロナ治療薬が、どうして日本で承認されてないの? その理由は何なの。」

「結論を言うとね、安倍さん、その次の菅さんという総理大臣や、官房長官や事務次官や局長が“アビガンをコロナ治療薬として承認するよう”指示しても、その下の厚労省の薬系技官や医系技官の反対にあって、いまだに承認されてないそうです。」

「えっ! 厚労省の何とか技官ってそんなにエライの?その人たちは上司の言うことを聞かなくてもいいの?クビにもならないで済むの? そもそも承認しない理由は何なの?」

「うん、承認しない理由だけど、これは単なる俺の予想だけど、①開発した富士フィルム富山化学が大手製薬会社ではないから。②厚労省の薬系技官や医系技官らは自分たちが”ルールブックだ“という主導権を放したくないのと、厚労省の審議会も製薬業界も彼らに逆らえないという仕組みになっているから。③試験成績のみからアビガンの有効性を明確に判断できない等未承認理由はいくらでもあるからだと思うよ。」

「こういうのを見ていると、ほんと、日本って駄目な国ね~。50年以上昔からあれほどガンに効くといわれている丸山ワクチンを今でも国が承認しないでいるという事を思い出すわね。」

「そうだよ、日本医科大学の皮膚科教授だった丸山千里氏が開発し、50年経ってすでに40万人も越えるがん患者に利用され、副作用もなく、大きな効果があるガンの治療薬なんだよ。」

「国はそれをどうして承認しないの?」

「そこだよ、当時日本の医学界首脳は丸山医師に先を越され、反感を持っていたし、その業績を認めたくなかった。厚生省は薬の製造承認の判断を中央薬事審議会に任せていたが、認可は下りなかったのだが、なぜか同じ時期に2種類のガン治療薬を承認しているんだけどね。」

「当時の中央薬事審議会の調査会のメンバーの一人への取材では、丸山ワクチンの不承認は、事前に厚生省との間で決まっていた。と答えているんだよ。」

「それが本当だとしたら大変なことじゃない?」

「そうだね、さらに8年後のことだけど、厚労省は丸山ワクチンの申請時にスピード承認されたガンの新薬2種類は、単独使用での有効性を否定したんだよ。すでにこの時までに新薬2種類には1兆円以上の医療費が注ぎ込まれていたんだけどね。誰も責任を取っていないし、国民を裏切る酷い話だ。」

「2023年をメドとした臨床結果によっては、丸山ワクチンはようやく制癌剤として国に認可される可能性もあると言われているんだよ。」

「考えてみればね、ママ、今回のアビガンの未承認も丸山ワクチンの未承認も、その経緯はそっくりだと思わない?」

「本当にそっくりだわ。国民をバカにしてるわ。やりきれないね。」

「厚労省の薬事関連技官などの、その根源にあるのは何だろうね。本当に国民のためになることなのに、自分たちだけの“権威意識” と“新参者への排除と嫉妬心”だよね。ママそう思わない? 悲しくなると共に、人間って空恐ろしい生き物だなぁ。とつくづく考えさせられるね」

「人間というものは、底意地悪く、油断のできない生き物なのよね。」

「はい、今日市場で仕入れたとっておきのマグロの中落ち。ちょっとだけど、どうぞ。」

「おっ、脂乗ってるね。旨いね。熱燗もう一本だけ!」

2022年03月23日

ほろ酔い日記 6

「ママ、こんちは~、日ハムの新庄BIGBOSS 昨日で開幕4連敗だよ、この先心配だなぁ」

「は~い、いらっしゃい、大丈夫よそのうち勝ちだすから、、、、。はい、いつもの熱燗2合ね! ところで、ウクライナは大変な状況が続いてるわね。ロシアの攻撃をやめさせるいい方法はないのかしらね~。」

「プーチンは、ウクライナ民族とロシア民族は同じ民族だと言いながらも、キエフへの爆撃では一般市民を巻き添えにしながら、西側の経済制裁とロシア経済の損害を天秤にかけながら、戦争を進めているとんでもない話だ。」

「ところで、ウクライナの東部にロシア人が沢山住んでいて、その人たちをウクライナ人から守るために侵攻したんだと、自国民保護のためとプーチンが言ってるけど、ウクライナにロシア人はどのくらい住んでいるの。」

「あ、それっていい質問ですよ。実は、ウクライナの人口約4千5百万人のうちロシア民族の人口は約15%で、ウクライナ東部に限ってもロシア民族の割合は約30%なんです。残りの70%は自国のウクライナ人ですよ。
ウクライナは約330年間ロシアに支配され、その間にロシア人が移住して来たんだけど、特にスターリン時代に計画的に入植させたといわれているんです。」

「なるほどね~。侵略の口実には使えるわね~。それにしても8年前のクリミアといい、今年2月のウクライナ侵攻といい、なぜ易々とロシアに侵攻されたの?」

「それはね~、隣のロシアが攻めてくるはずがないと国民の多くが考え、核兵器も通常兵器も放棄して無防備状態の国づくりをしてきたからなんです。ウクライナ国民は、今回のロシア侵攻で自国を守り、平和を維持するにはどこからも侮られない強い軍事力が必要だとようやく気付いたと思うよ。」

「中国・ロシア・朝鮮半島国という反日核保有国に囲まれた日本にはいい教訓ということですね。 でもその割には野党や自民党からさえも、日本の国防軍事力を高めようとか憲法改正しようとかの議論が国会で話題にならないのはなぜなのかしら?」

「そうだよね。ママの言うとおりです。日本もアメリカとの核シェアリングとか防衛費もGDPの1%から2%に増額するなどして、近隣国に攻め込まれないよう手だてをしなきゃだめだよね。 だけど、共産党はもちろん立憲民主党も公明党も、自民党の一部議員もこれらに反対なんだから、本当にあきれてしまうよね。」

「どうして反対なの?その人たちは、このままでいて日本がウクライナのように他国から攻め込まれてもいいと思ってるの?それとも争うぐらいなら抵抗しないで自ら進んで他国の属国になりましょうということなの?」

「はい、ピーンポーンです。そしてこの人たちは、日本が晴れて他国の属国になれた暁には、日本も共産主義の国になって、自分たちは功労者として優遇してもらえると期待しているのですよ。これは“怯懦”といって、臆病で卑怯な考えや行動なのです。」

「困ったものね~。日本も、、、、、。なんとかしましょう、何とか!」

2022年03月30日

ほろ酔い日記 7

「ママ、こんちは~、今日は4月になって少し春らしくなってきたからハイボールにして!」。

「なにっ? 春だからハイボール? まっ、いいか。ところで今日のお題は?」

「新聞に出てたんだけどね、性同一障害の50代の経産省男性職員が勤務先の女性トイレが使えないのは不当だといって、国に1700万円の損害賠償を求めた裁判を起こしたんだって。」

「あー、それって、ジェンダーアイデンティとか言って、女性なのに自分は男として生きるのがふさわしい、男性なのに本当は女として生きるべきだと考える人のことね。」

「そうそう、2019(令1)年12月に東京地裁の判決では<自己の認識する性別に即した社会生活を送るという重要な権利を制約している。>と判断し、トイレの使用制限を違法と認定し国に132万円の賠償を命じたんだって。」

「ヒエ~、その裁判官もおかしくない? それで国は控訴したの?」

「うん、国がこれを控訴したら、東京高裁は一審判決のトイレの使用制限の違法性を否決したんです。一方で、健康上の理由で性別適合手術を受けていない原告に対し、上司が<手術を受けないなら男に戻ってはどうか。>と発言した点は一審同様違法性を認め、国に11万円の賠償を命じたんだって。」

「ところでその原告の男性職員は、普段は男のままの姿なのそれとも女性の服装なの?」

「その男性はね、2010(平22)年から女性の服装で勤務していて、職場から2階以上離れたトイレを使わせているんだって。」

「ふ~ん。もしもよ、最初の東京地裁の一審の<自己の認識する性別に即した社会生活を送るという重要な権利を制約している。>という判断が正しいとするなら、社会の考え方を根本から変えなければならないよね。そうなれば、公共施設や各職場や飲食店などトイレを一つ余分に増やさなければならず。大変な出費だね。可笑しいけど、笑ってる場合じゃないよね。」

「参考までにアメリカの状況だけど、5年ほど前にノースカロライナ州やインディアナ州では、トイレ法案が提案され、<体が男性の人は女性トイレに入ってはいけない。逆に体が女性の人は男性のトイレに入ってはいけない。>との法律ができてるんだって。」

「そういえば、ネットで見たけど、カリフォルニアのレストランで、心と体の性が一致しないトランジェスターの男性客が女性用のトイレに入ったことで、注意されたことが原因でもめて裁判になっているそうね。大変な時代になったわね~。」

「日本もアメリカを見習って、法律で定めるとか考えなきゃね。」

2022年04月03日

ほろ酔い日記 8

「ママ、こんちは~、今日は久々に黒ビールにするわ。」

「あ~ら、黒生なんて、珍しいわね。」

「そういえば、今日の朝刊に載ってたけど、ホンダがEVをゼネラルモーターズと共同開発して5年後に約360万円で販売するんだってね。」

「イタリアでもフィアット500のEV車が今年6月に税込み450~500万円で売り出すそうですよ。」

「だけどね、ママ、脱炭素のためにEV車にするっていうけど、実際には脱炭素にはならないんだよ。」

「えっ、それはどうして?」

「それは、バッテリーに蓄えた電気でモーターを駆動するEV車は、CO2を一切出さないけど、しかし、そのバッテリーに蓄えられた電気はどこから来るのかという点なんですよ。その電気をつくるのは、天然ガスか石油か石炭による火力発電所ですよね。であればCO2の出口が車のマフラーから発電所の煙突に変わっただけですよね。これがEV車の正体なんだよ。」

「それに、EV車のコストを引き上げているそのバッテリーは、ニッケル、リチウム、コバルトといった原材料コストがその3分の2を占めているそうで、問題は世界中で計画されているバッテリー大増産計画に見合うだけの原材料が確保できないことにあるそうです。つまり、売れれば売れるほどEV車は高くなる可能性があるのだそうです。」

「ヨーロッパの自動車メーカーでは各社ガソリンエンジンの車を近い将来に禁止すると決めているそうだけど、EV車は値段も高くて皆が車を持てなくなるんじゃない?」

「そうだね、値段が高いので、EV購入の補助金が設定されているが、補助金がなくなればEVを買えない層はいつまでも古い車に乗り続け、温暖化対策には逆行するのではないかと。言われているんです。」

「それに、EV車は部品が3,4割減るので、組立工程もその分減り、雇用者数が減るんだそうです。さらにエンジン関連部品を製造する企業にも影響する。 そのため、大きな自動車産業を抱えるドイツは、雇用のことを考えてガソリンエンジン車の使用禁止年を打ち出していないそうですよ。」

「なんだかんだ言っても北欧やドイツは賢いわね、その点、日本は馬鹿正直にどの自動車メーカーもEV車に完全転換するとかいって、自分で自分の首を絞めているような気がするわね~。」

「そう、ママの言うとおり!」

「参考までだけど、トヨタは1997(平9)年の初代プリウス発売以降、1,500万台以上のハイブリット車を世界で販売し、1億2千万トンのCO2排出を削減したそうです。これは、東京都と同じ面積の森林が吸収するCO2の62年分、ガソリン消費量でいえば、ドラム缶2.3億本分の削減だ。 EV車のような充電ステーションや発電所、送電網といった電力インフラに依存せず、ガソリンスタンドで給油するだけで足り、価格も安く、環境に大きく貢献しているそうなんです。」

「だから、今回の欧州メーカーのEV車戦略はトヨタつぶしともいわれているんだよ。」

「日本政府は企業に任せっきりにせずに、通産省や国交省が国策として指導力を発揮すべきですよ。米欧の言いなりになってCO2削減策を進めるなどやめて、独自の削減策を打ち出すべき時だと思いますね。」

2022年04月08日

ほろ酔い日記 9

「ママ、こんちわ~、4月だけど寒いから、今日はホットワインにして。」

「えっ、ホットワイン? ところで、今日のテレビや新聞・ネットでも、ロシア軍によるウクライナでの民間人への攻撃が止まらなくて、大変よ。なんとかできないの?」

「そのことなんだけど、ロシアは短期制圧が失敗したので、これからの戦略は“多くのウクライナ人を殺してウクライナ人から抵抗する意思を奪って、降伏はやむを得ないと思わよう”に変わると思うよ。」

「でもね、もしそうだとして、それでウクライナが降伏してしまったら、世界中に軍事力の強いものが他国の領土を奪ってもよいという悪い前例を作ることになるんじゃないの?」

「うん、そうならないように、日本を含めた民主主義の国はロシアの攻撃を止めねばならないのですよ。」

「ロシアをウクライナ市民への攻撃を止めるいい方法はあるの?」

「方法としては、ロシアとの貿易を遮断して経済制裁で国を破綻させることと、ウクライナへの軍用機を含む武器弾薬などの軍事物資と経済支援の同時進行だよね。特にウクライナの防衛力強化は早期終結には欠かせないです。」

「そう簡単に言うけど、ロシアに経済制裁を強くすればするほど、ソ連産のLPGや石炭など輸入できず、世界的な物価高騰になり、日本はじめ世界中が自国にも跳ね返ってきて日常生活に響くよねぇ。」

「確かにそうだけど、できるだけ短い期間で効果を上げて、ロシアを財政破綻させて、攻撃続行に耐え切れず停戦に応じるという、状況になるまで日本はじめ自由主義諸国は頑張るしかないと思うよ。」

「う~ん、中国・ロシア・北朝鮮と反日核保有国に囲まれている日本としては、今回のロシアによるウクライナ侵攻は、いい教訓よね。」

「そうですよ、例えば、ドイツのショルツ首相は、今回の世論を追い風に国防費をGDP2%に増額して装備近代化に努めているけど、日本も専守防衛などと的外れなことを言ってないで、高性能弾道ミサイルや、ミサイル発射用の潜水艦、地上移動式発射装置など多数配備して、隙を見せないようにするべきですよ。」

 

「だけど日本の政府や自民党は、国民の約6割がアメリカとの核シェアリング等の議論をすべきというアンケート結果が出ているにもかかわらず、まったくこれに触れようとしないわね~。どうしてなの?」

 

「ママの言うとおりだよ。国民に国会議員として、国民の代表としての考え方を示さなければならないのに、逃げているんですよ。」

 

「何を怖がっているの、だれに遠慮しているのかしらね~、、、、、。」

2022年04月15日

ほろ酔い日記 11

「ママ、こんちわ~、今日は天気がいいからビールにして!」

「はいよ、いつもの、室温の小瓶ビールね! ところでウクライナも大変だけど、中国の台湾侵攻がどうなるかも心配よね~。」

「うん、そうだね。その場合にアメリカがどう動くか、日本はどうすべきかについてよく言われるけど、その前に“日本が台湾を守るべきなのか”について、ちゃんと整理しておく必要があると思うよ。」

「ふ~ん。その前に台湾の歴史を教えて。どうして“日本が台湾を守るべき”なの?」

「台湾はポルトガルに発見され、その後オランダ、スペインの植民地となり、1684年(綱吉が生類憐みの令を出した頃)に清国に組み込まれました。そして日清戦争の結果、日本の領土になり太平洋戦争が終わるまで約50年間日本の植民地でした。台湾の人達は先の大戦でも日本人として日本のために命を懸けて戦ってくれたんですよ。」

「そうなの、台湾の歴史を初めて知りました。韓国がいまだに戦後賠償を叫び続けてるのに対して、台湾の人の多くはそれとは逆で、日本に好意的で、東日本大震災の時もどこの国よりも早く素晴らしい援助をしてくれたのよね。昔日本人が大切にしてきた”日本らしさ“を持ってる人達だと思うから、台湾の真の独立に応援したいわ。そういう意味でも台湾が第二のウクライナにならないよう応援しなくちゃね。」

「それに、台湾がもし中国のものになってしまったら、詳しくは知らないけど、第一列島戦とかいって、九州・尖閣諸島・沖縄・台湾からフィリピンあたりまで中国の範囲にされて大変なことになるんじゃありません? まずは、台湾との軍人の交換留学や合同演習などの交流を計画的に進めなきゃね。」

「おっ! ママ詳しいね。だから、日本は自分の国を守るためにも、まずは台湾を一日も早くTPPに加入させることと、軍事協力台湾が必要としている防衛装備の輸出援助を積極的に進めて、台湾の経済と軍事拡張の両面で拡張すべきだと思うよ。」

2022年04月20日

ほろ酔い日記 11

「ママ、こんちは~。ゴールデンウィーク中だけど少し寒いから熱燗2合つけて!」

「ハイハイ。ところで来年4月から“子ども家庭庁”とかいうのができるんだってね。うちも子どもが二人いるから興味あるんだけど、、、、、。実際には何するところなの?」

「子どもの教育は親が第一に責任を持つけど、行政として外から、いじめや虐待や不登校や家庭内で介護を担っているヤングケアラーなどを支援するのだそうです。」

「あら、そう、ところで一緒に“子ども基本法”もつくると載ってたけど、これは子ども家庭庁の発足とどんな関係があるの?」

「実はこの子ども基本法は問題点が多いと言われているんですよ。それは、日本の人権活動団体が国連児童の権利委員会に“日本では子どもの権利がないがしろにされている”と働きかけて改善勧告を出させたという経緯があるんですよ。」

「なるほど、その勧告が出たので“子ども基本法”をつくらなければならないんですね。ところで、そのないがしろにされている子どもの権利って例えば何?」

「日本の人権活動団体が言うには、例えば正直、親切、勤勉、チャレンジ精神など教えるのは価値観の押し付けで憲法違反だ。君が代を歌わない権利、授業を受けない権利などを主張するNGOもあります。」

「ふ~ん。ところでその日本の人権活動団体ってどんな団体なの?」

「日弁連や子供の権利条約NGOレポート連絡会議(自治労、日教組、在日朝鮮人協会などが参加)等です。また、これらの団体は国旗、国歌、校則、教科書検定、道徳、学校での政治活動規制、持ち物検査、全国学力テストなどを日本の教育行政の問題点として国連に告発しています。」

「ふ~ん。この日本の人権活動団体って何を目指して、こういう運動をしているの?」

「オイラが思うには、この人権活動団体は、家族や家庭を破壊し、世の中を混乱に陥れて日本を民主主義の国から共産・社会主義の国にしようとしているんだと思います。」

「そうでしょうね、、、、。でもそれはだめよねエ~、、、、、。これらの共産主義思想には敢然と立ち向かって闘っていかなきゃね。」

 

「そうです。ママの言うとおり!」

2022年05月02日

ほろ酔い日記 12

「ママ、こんには~。今日はシニアソフトボールの練習で疲れたので、ビールと豚串し2本にして。」

「ハイハイ。ところで少し前の新聞で、“チリ広がる衣類の墓”という見出しを見たんだけどこれって何のこと?」

「南米チリの太平洋側に、南北約千㎞のアタカマ砂漠というのがあって、この砂漠一体に約10万トンのシャツジーンズ・セーター等の衣類ごみが世界中から集まっているそうです。」

「えっ!そんなところに世界中から?どうして集まっているの?」

「要は、チリ政府がこの砂漠近くのイキケという港湾都市を“自由貿易地域”に指定し、輸入時の関税がかからないからだそうですよ。」

「ふ~ん。それで売れ残ったものや、古着になった衣類がアジアやヨーロッパ各地から運び込まれるって訳ね。」

「国連の報告によると、衣類の年間生産量は2014年で約1千億着だそうです。」

「それにしても、年間降水量が10mmしかないこの砂漠に10万トンの衣料とは、出火でもしたらと思うとぞっとするよね。」

「安い価格で流行を取り入れたファッションの広がりの所為で、大量の売れ残りや短期間での廃棄になっているんだろうね。」

「着古した衣類だけでもこんな状態なのに、プラごみや食品ごみ・金属ごみ等が毎年50万トン以上も世界中の空き地や海に捨てられているというのだから、大量生産、大量消費は本当に見直さなければならないわよね。地球が悲鳴を上げているわ!何とかしなきゃ。」

「ママの言うとおりだけど、残念ながら大量生産、大量消費の見直しは難しいと思うよ。 だって、日本も世界の国々も消費を喚起して経済を成長させようと必死なんだから。」

「う~ん、こんなに物で溢れているのに、まだまだ足りないと言っている人間って、一体何なのかしら?」

「人間は欲望の塊で、地球にとっての“招かざる客”ってとこかな ア。」

「気取ったこと言ってないで、大量生産や大量消費をしても、ゴミ減量が両立できる画期的ないい方法を考えなさいよ!。」

「はい、分かりました。夜も寝ないで昼寝しながら真面目に考えます。」

2022年05月08日

ほろ酔い日記 13

「ママ、こんには~。今日は、5月15日で沖縄が1972(昭47)年に本土復帰してから50年を迎えた記念日なので、沖縄の琉球レモンサワー頂戴。」

「あら、珍しいわね。ハイどうぞ!ところで、沖縄には世界一危険な普天間飛行場があるじゃない、騒音や事故があって県民は大変よね。」

「そうだよね、みんなそう思ってるよね。だけど普天間飛行場が1945(昭20)年にできてから米軍機の事故による県民の死亡者とけが人は意外とゼロなんですよ。」

「えっ、それ本当?意外だわ。」

「ちなみに、本土復帰後の1972~2013年まで交通事故で約3300もの人が亡くなっているんですよ。」

「沖縄県民が本当に気の毒だと思うのは、米軍基地による騒音や事故があるからということではないのです。」

「えっ、じゃ何なのですか?」

「沖縄問題の本質は、内地や県内のメディアが常に沖縄は抑制され続けてきたというメッセージを流し、さらには、抑圧された先住民族がすむ植民地であると洗脳されているかのような状態に置かれていることなのです。」

「ふ~ん。それはメディアの他にも何かありそうね。」

「そうそう、ママいいとこ突いてるね。実は本州で活動していた左翼活動家集団が、70年安保も終わり行き場を失って沖縄に目をつけ入り込んできたという次第です。」

「やっぱりね~。左翼メディアとこの活動家集団がスクラムを組んで沖縄に中国を引き入れようとしているのが透けて見えるわね~。日教組なんかもこの一部なんでしょ?」

「そうなんです。だから、日本政府と沖縄県の政治家が腰を据えてこれらを断ち切ろうとしなければ、幾ら振興予算をつぎ込んでも、これらに付け込まれ続け、県民の不幸は続くんです。」

 

「本当に沖縄のことを考えるなら、政治家もメディアも国民も、沖縄の左翼勢力としっかりと戦わなければだめよね。」

2022年05月17日

ほろ酔い日記 14

「ママ、こんには~。この前の琉球レモンサワー旨かったんで、今日は同じ沖縄の泡盛にして。」

「ハイどうぞ!ところで、先週の新聞に出てたけど、子供の名前に光宙<ピカチュウ>や騎士<ナイト>や陽葵<ひまり>等が使えるようになったんだってね!」

「そうそう、これらの名前って、アニメや漫画によく出てくる名前だよね。時代は変わったなと思う今日この頃です。」

「人の名前の漢字を本来とは違う読み方をする、キラキラネームってやつね!」

「ママ、知ってました? 今の戸籍では名前にフリガナはないけど、行政手続きのデジタル化を進めるため、フリガナを把握する必要があるとして、戸籍法を一部改正するんだって。」

「知ってるわよ、海と書いてマリンと読ませる等、漢字と関連があれば認めるとかでしょう?最近の親は何を考えているんだ、規制した方がいいなんて声もあるけど、親が一生懸命考えた意味ある名前だったらいいんじゃないの。」

「ふ~ん、デジタル化の世の中なるってことは、こんなところにも影響してくるんだね。」

「親が節度をもって名前を決めるなら、私は賛成よ。ところで、行政手続きのデジタル化ってそもそも何?」

「わかりやすく言えば、書類や帳票など紙に依存した作業をデータ化して、煩雑な事務作業を減らすということです。そしてそのデータを行政が共有してサービスの向上につなげようということでしょうね。」

「政府は来年の通常国会に改正案を出して2024(令6)からスタートさせるそうですけど、すでに戸籍に載っている私たちの名前にはフリガナは振ってないけど、どうなるの?」

「そうだね、私たちは一定期間内に市区町村の窓口に行って、読み仮名を届け出ることを義務付けられるそうですよ。」

「ふ~ん、忙しくて届け出に行けない人はどうするのよ!」

「一定期間に届け出がない場合は、市区町村長が職権で読み仮名をつけることになるそうですよ。」

「あら、大変。変な読み仮名にされないよう必ず区役所の窓口に行かなくちゃね。」

「それが一番ですね。だけど、戸籍と住民票は連動しているので、市区町村長が職権で読み仮名をつけることになった場合は住民票の読み仮名と同じにすると思いますよ。いろんな事情で届け出に行けなくても大丈夫だと思いますよ。これは単なるオイラの予想だけど、、、、、。」

2022年05月24日

ほろ酔い日記 15

「ママ、こんには~。今日は6月だけど寒いんで熱燗2合にするわ。」

「ハイどうぞ、ところで今年もエンゼルスの翔平くん、調子いいわね!」

「今日は、日ハムがドラフト一位で指名した時に、大谷はメジャーに行くので入団の可能性はゼロですと断ったんだけど、翻意させた当時の栗山監督の“殺し文句”の話をするね。」

「へ~、それってどんな文句?」

「実は、2度目の交渉の時に投手と打者の二刀流育成プランを提示したんですが、当時メジャー球団と大谷との交渉では、二刀流はメジャーでは無理だと言われていたので、大谷自身は二刀流を考えていなかったそうです。」

「3、4回目の交渉には当時の栗山監督も同席しました。そこで、翻意させに来たわけではない、一緒に夢を叶えたい。どうやったら手伝えるのか、と話したそうです。そして、最終的には栗山監督の“誰も歩いたことのない道を歩いてほしい。”という殺し文句が決め手となり、大谷は日ハムに入団を決めたそうですよ。」

「日ハムの二刀流育成プランを聞くうちにやってみたいと思ったのね。」

「そして入団2年目の2014(平26)年には、投手で11勝、打者で10本塁打という日本プロ野球初で、メジャーを含めてもべーブルース以来96年ぶりという偉業を成し遂げたのですよ。」

「オオタニ君2013(平25)年のドラフトのとおり日ハムに入団してよかったね。」

「それにしても、日ハム入団栗山監督が“誰も歩いたことのない道を歩いてほしい。”という言葉で説得したんだけど、最後の詰めの段階での言葉の力はすごいと思い知らせてくれるよね。」

「ところで、翔平くんは1994(平6)年生まれの28才なんだって。ネットで見たら元バレーボール選手の女性と結婚するかもしれないそうよ。」

「それはおめでとう。メジャーでもまだまだ活躍して、将来はまた日ハムに戻っでプレーしてほしいよね。」

2022年06月03日

ほろ酔い日記 16

「ママ、こんには~。今日は久々に夏日になったからジョッキ頂戴。」

「ハイどうぞ、ところで日本大学の新理事長に作家の林真理子さんが決まったそうね。」

「そうそう、林真理子さんなら大改革をバリバリやってくれそうでみんな期待してるよ。何といっても女性を理事長に持ってきたというのが大ヒットだよ。」

「学校法人の日本大学って、小中学校や大学など約12万人も学生がいるそうね。そんな巨大な組織の経営は大変でしょうけど、林真理子さんなら明るくて実行力もあるから、専門家によるチームなど作って課題をクリアしていくと思うわ。」

「そうだね、本人も作家活動を減らしてでも理事長の仕事に専念するといってるから、偉いですよ。今までじいさん連中の役員・理事による勝手な決め事がまかり通って来ていたので、これを機会に大改革をしてほしいね。オイラは日本大学には縁もゆかりもない人間だけど、、、。」


2022年06月08日

ほろ酔い日記 17

「ママ、こんには~。最近血圧高いので、焼酎の水割りにします。ヨロシク!」

「ハイどうぞ、ところで、5月23日の日米首脳会議で、岸田首相がバイデン大統領に防衛費の相当な増額の確保を約束したけど、そのあとの新聞報道によれば、5年かけて実現するそうだけど、それで間に合うんですか?」

「同感です。今年度の日本の防衛費は約5兆4千億円で、対国内総生産GDP比は約1%と、欧米諸国が目標とする2%の半分ですよ。」

「第一、自衛隊が演習するにも予算がなくて実弾を使えないという話よ。北海道だって中国やロシアが虎視虎視眈々と狙っていると言われているのに、防衛費増額の実現が5年も先でいいんですか?」

「いえね、自民党内ではすぐにでも抜本的な防衛費の拡充を目指すべきだとの意見は多いんですが、自民党内の一部と慎重姿勢の公明党がサイドブレーキをかけていて中々前に進まないというアホな現実があるんですよ。」

「日本の2022(令4)年度の防衛費は、5兆4千億円でGDP比0.96%でしかない。伸び幅で見ても10年間で約7千億円にとどまっているんですよ。 自衛隊の現場では予算がないため実弾演習もできず、装備も不十分で継戦能力がないと言われています。そして、防衛省から自衛隊の武器や装備品の受注を受けている企業も経営として成り立たないため、防衛部門から撤退が相次いていると報じられているんですよ。」

「話は変わるけど、2022年9月末の企業の内部留保は477兆円で前年比24兆円増。家計の現金・預金は1千兆円以上で、合計で約1千5百兆円と日本のGDPの約3倍です。これらの余剰資金の一部を防衛関連のシステムとハイテク化に役立てるよう活用すべきであるし、それを実行するのが政府の責任だと思うけど、どうでしょうか。」

「私は、防衛国債の発行を唱える政治家もいる中、賛否両論あるが、これを発行してみれば実際には多くの国民が買うと思いますよ。防衛国債を買うことを通じて国防の強化に実質的に関わることもでき、国民の防衛意識も高まって良い方法だと思うがどうでしょうか?」

 

「いいね、いいね。大賛成です。」


「参考ですけど、2021年度のスクランブル回数は前年比279回増の1004回でした。この内対中国機は722回、対ロシア機は266回だそうです。スクランブルだけで1年間にかかる費用は、約300万円×2機×1004回=60億2,400万円だそうです。(必ず2機で発進そうです。)

2022年06月20日

ほろ酔い日記 18

「ママ、こんには~。今日7月8日金曜日は、安倍元首相が奈良県での参院選挙応援演説中に銃撃されて死亡するという大変な日になってしまいました。」

「ニュースで知ったけど、午前11時半頃選挙の応援演説中に銃撃されて午後5時過ぎに亡くなったそうです。まだまだ日本のために働いてほしい人だったので本当に残念です。」

「現役でもない元首相を暗殺するということは、政治的によほど許せないと思っていたか、あるいは政治家であればだれでもよかったという通り魔的犯行じゃないのと思ったけどね。」

「テレビによれば、元海上自衛隊の41歳の犯人は、安倍元首相に対して政治信条への恨みはないが、不満があって殺そうと思った、ですって。」

「俺が思うに、ネットや一部の新聞、雑誌などが反安倍報道を流し続けた結果、これを鵜呑みにして逆恨みした人間が起こした銃撃事件だと思うよ。」

「そうね、特にネットによる格差社会は安倍政治のせいだ、生活が苦しいのもアベノミクスのせいだ等、他にも、未だにモリカケの事実でない疑惑を持ち出し、反安倍情報を流し続け攻撃している左翼勢力の言動は、やめるべきだと思うし、メディアは政治家の功績はきちんとわかりやすく国民に伝えるべきだと思いますね。そうでないとこういう残念な事件は繰り返すことになると思います。」

「そうです。ママの言う通り。それに洗脳されて逆恨みする人間は必ず出てくるからね。またそれが彼らの狙いだけどね。」

「それにしても、応援演説先を長野県から奈良県に急遽変更した安倍さんに運がなかったね。まだまだ国民のために働いてもらえる人材をこういう形で失って、本当に残念で悔しいです。」

2022年07月08日